身体の健康と精神の健康

「健康」という言葉をよく耳にする

 

一般的に

身体のどこにも不具合がなく

病気にかかっていない状態を

示しているように思う

 

私が考える健康とは

主に身体的なものが主だった

 

学生の頃に、膝を怪我して

少々、無理は効かないが

日常生活を健康に暮らせているし

 

毎年の健康診断では

特に異常は認められていないから

健康と思っていた

 

しかし、数年前

仕事のことで精神的に不安定になり

そのため、仕事にも

影響がでる状態になった事がある

 

その時の事を振り返ってみると

ああ、人はこうやって

精神を病むんだと理解した

 

出口が見えない地べたを這っているようだった

 

その時から

精神の健康をも意識する様になった

 

今、動物病院を経営し

小動物の診察・診療を行なっている

 

その仕事をしていくうえで

よく思うことがある

 

自分が心身ともに健康でなければ

病気でやってくる動物達をしっかり診れない

 

ということ

 

どこか身体が具合が悪ければ注意力が削がれ

見落としも出てくる

 

50歳を優に過ぎ

段々と

身体的に無理が効かなくなってきた

 

そのため

心身ともに健康であるためには

あきらめなくてはならない事も増えてくる

 

無理をして

自分を犠牲にしていては

身体も心も悲鳴をあげる

 

それを

いち早く察知して対応しなければ

仕事どころか生活にも支障がでる

 

「身体の健康」と「心の健康」

整えていますか?



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動物病院の診察室から...