コロナ禍とペット

コロナウイルス流行により

家で過ごす時間が増えた

ペットを飼い出した人も多いと思う

 

そのためか

今年の春からの

自粛ムード真っ只中にもかかわらず

多くの人がペットを連れて

来院してくれた

 

まだまだその時は

未知のウイルスとして不安いっぱい

神経を使って

より正確な情報を入手し

予防出来ることはなんでもしてきた

 

今もソーシャルディスタンス

消毒の徹底、換気など

出来ることは取り入れている

 

今からの季節、秋から冬にかけては

春に生まれた子達の

不妊手術が続々と始まる時期

 

予定を書き込むカレンダーには

ありがたいことに

次々と予定が埋まっている

 

 

仕事を終え夕食をとりながら

夜のニュースを見ていると

巷では

ゴーツートラベル

ゴーツーイート

などの政策が打ち出されているが


その反面

航空会社の減給の話題もでていた

そういえば昼間にも

国家公務員の冬のボーナスのカットの話題

 

じわじわと

確実にコロナ禍の影響が出ているのは確か

 

今は、ペットを飼い出した飼い主さん

ペットの世話には

時間をさいて面倒をみるだけでなく

餌代、予防費、治療費、トリミング代

などのお金もかかる

 

お互いが幸せにペットの一生を見るために

確実にお金はかかるのである

 

景気が悪くなり

お金が削られるものに

ペットにかける費用もあるだろう

 

餌代、予防の費用、治療費

 

しかし、これらを削ると

その結果

病気になりやすくなる

 

景気とペットの病気の関係は

まんざら無関係ではない

 

どうか、これ以上

景気が悪くならないような政策を

今の政治家さん達に期待したいのだが...

 

 

f:id:OgumakiVet:20201012235356j:image

 

 

動物病院の診察室から...

 

 

 

 

動物病院での仕事と娘のバイト

先日

娘が大学から帰省していた折に

約1か月の間

動物病院の仕事を手伝ってもらった

 

娘には

時間外の診察時、ちょこっと

手伝ってもらったことはあったが

ある程度まとまって

手伝ってもらったのは

今回が、初めてだった

 

しっかり、働いてもらうバイトとして

名前も名字で呼び、娘も私を先生と呼ぶ

 

娘は獣医大学とは違う学部へ進学したため

主に掃除、洗濯などの雑用をやってもらった

 

娘の大学での授業は、ほとんど座学

しかも

コロナウイルスの影響により

オンラインでの授業

運動もほとんどしていないため

娘の体力は最低レベル

 

一日中、立ちっぱなしの

動物病院での仕事に

身体が慣れるまでの約2週間は

家に帰ってから

 

「しんどい、きつい、疲れた、こき使われる」

 

などなど

ブチブチ文句のオンパレード

 

しかし

仕事中はそんなそぶりをみせずに

何とか頑張って続けてくれた

 

確かに

新人スタッフさんは、しばらくの間

立ちっぱなしの仕事に

身体が慣れるまで

家に帰ってバタンキューだったと

話してくれていたなぁ

 

娘が、まとまって

私の仕事している姿を見るのは

これが初めてかもしれない

 

反対に私も

娘が仕事をしているのを

見るのも初めて

 

今までお互いに

見えなかった事にも気付けたように思う

 

結構、娘は

周りのスタッフさんに

気を使いながら

積極的に仕事をしていた

もっと、のんびりやっても良いんだが

と思うほど

何かやっていないと落ち着かないのは

私に似たのか...

 

娘は、1か月のバイトを終えた時

 

動物病院の仕事は

大変だろうとは思っていたが

こんなに多岐に渡り

雑用が多いとは思わなかった

スタッフさんも

誰が何をしているかを把握して

やらなければならない仕事を

誰に言われるなでもなく動いている

仕事は忙しいけど

スタッフさん同士の関係も良く

職場の雰囲気は良いね

 

と、私にとっては

最高の感想を述べてくれた

 

そして

母さんは

飼い主さんには厳しいときもあるけど

動物には、めちゃくちゃ優しい

 

と、面白おかしく

私の診察する様子を真似てくれた

 

自分は自分を客観的に見れない

しかし

娘からの忌憚のない意見に

かえって、我を見返す事ができた

 

身内の人間が職場で働くのは

良い面もあれば悪い面もあるだろう

 

今回

期間限定の娘のバイトで

スタッフさんからは言いにくいことも

娘からの率直な意見として感想が聞けたのは

良い収穫となったように思う

 

しかし

気疲れしたのは、言うまでもない

長くて短い1か月であった

 

 

f:id:OgumakiVet:20201007072154j:image

 

 

動物病院の診察室から...

 

 

 

 

 

旅行でリフレッシュ

もともと

あちゃこちゃ行くのが好きで

ヒマがあれば、家から出たい

家に居るのがもったいないと

思ってしまう性格

 

しかしながら最近は

コロナウイルス流行で

自粛していたのだが

ゴーツートラベルなどと言う政策に

便乗して小旅行と決め込んだ

 

予約など、面倒なことは

旦那まかせ

ゆったりできる近くの島へ

ゴーツートラベル

 

しかし

実際にこの政策を利用して驚いた

 

宿泊費も割引

地域共通券も宿泊費に応じて発券され

ほぼ通常費用の半額ぐらいで

旅行が出来てしまう感覚

 

何というお得感!

 

スタンプラリーのように

観光地で

宿泊・飲食・お土産を買うと

 

帰りのフェリー代が無料となった

 

何処へ行っても

マスク、手指消毒、検温の徹底と

コロナ対策だが

 

もともと人口の少ない島

車での移動

屋外での観光を心がけて

充分に楽しめた

 

観光業で成り立っている小さな島は

この感染症で、大打撃だろう

生き残りが出来ず店を

閉めざるをえない所もあるだろう

 

宿屋の女将さんも

「どこまで対策をしたら良いか不安です

 当館も、2か月間おやすみしていました」

と、話してくれた

 

ここの旅館は、部屋も個別に距離が置かれ

宿泊者数も限られて

あまり宿泊者が一緒になることもない

さらに

時間をずらしての食事など

気持ちよく過ごすことができた

 

目に見えないウイルスの感染は

恐ろしいが

感染防御を徹底での

つかの間の小旅行を満喫してきた

 

 

f:id:OgumakiVet:20201004162936j:image

 

動物病院の診察室から...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヌを放して飼う

先日

 

放し飼いのイヌに咬まれたと

頭や耳そして口唇から

血をにじませたイヌが連れて来られた

飼い主さんは大事そうに

そのワンちゃんを抱きかかえている

 

傷を確かめる

 

犬歯の傷痕か

皮膚を貫通し出血している

 

話を聞くと

 

どうも散歩をするのが面倒くさいと

近所の人が

繋いである鎖を離しているらしい

 

これで、その犬に咬まれたのは三度目だという

 

咬まれたイヌは家の庭に繋がれており

元々、大人しい性格

飼い主さんはそのイヌを大事に飼っている

 

散歩が面倒で、放しても

戻って来るからと

鎖を放されたイヌは勝手に散歩する

 

自分の縄張り内にいる

そのイヌの存在が気にくわない

巡回する途中で

攻撃を加えにくる

 

このイヌの行動はもっともなこと

自分の縄張り内の邪魔者は

排除しなければならない

 

このイヌは自分の縄張りを

守っているだけ

 

このイヌを放した

飼い主さんの責任は重い

 

しばらくの間

この飼い主さんと

咬まれたワンちゃんとの間で

もめていた様子

 

どんなことがあっても

飼い主さんは

イヌを放してはいけない

きちんと、リードでつないで

飼わなければいけない

 

 

イヌを飼う上でのエチケット

しっかり守って欲しい

 

 

f:id:OgumakiVet:20201003161614j:image

 

動物病院の診察室から...

 

 

安倍首相辞任ニュースと下痢と動物

 

昨日からのニュースは

安倍首相が辞任を

表明したことで持ちきり

 

潰瘍性大腸炎のため

 

以前もこのような辞任だったと思う

 

政治家

 

しかも

 

一国の首相ともなれば

その責務も重大

精神的な重圧も相当なものだろう

 

この病気ではないが

自分もよく下痢をしていた

 

食べ過ぎで下痢

飲み過ぎで下痢

冷えたら下痢

 

排便の周期がまわってくると

思考能力も低下し

いつトイレに駆け込むか?

が気になり

本当に正常な判断が出来にくくなる

 

動物病院でも

連れてこられる病気の上位に

下痢がある

 

排泄のトラブルは

その動物にとっても

世話をする飼い主さんにとっても

一大事

 

悪いものを出してスッキリ

治ればよいが

やっかいな場合も多く

原因がなかなかつかめないものもある

 

下痢にいたるまでの

いろんな視野から総合的に判断し

原因を追求して

それを除去できたらよいが

 

今の政治も

コロナウイルス、五輪問題

経済活動の低迷などなど

難解な問題が山積み

 

政治にも

動物にも

スッキリ解決出来る薬があれば

良いのだろうが...

 

 

f:id:OgumakiVet:20200828232422j:image

 

 

動物病院の診察室から...

 

 

 

猛暑の夏

今年の夏は、これまでになく

  暑い

連日、30度を超える気温

夜も気温は下がらない

 

おまけに

コロナウイルスの感染拡大により

 

冷房は窓を開けているので

熱風が入ってくる

 

マスクをして、手袋をして

汗だくになっての診察である

 

イヌやネコも

 

食欲が無いと

連れてこられる

 

外で飼われている動物にとっては

至難の夏だ

 

エアコンの効いた家の中にいる

イヌやネコはまだ良い

 

 

しかし

 

時々

 

家にエアコンが無いんです

 

というオーナーさんもいる

 

クーラーの効いた部屋で

暑さをしのぎながらの

この夏

 

もうクーラー無しでは

暮らせないと思うこの頃である

 

f:id:OgumakiVet:20200827154430j:image

 

 

 

動物病院の診察室から...

 

 

 

 

 

 

腹痛と診察

私は、お腹が弱い

 

食べ過ぎた

油っこいもの食べた

冷たいもの食べ過ぎた

クーラーで冷えた

 

などなどで

 

直ぐに、お腹が痛くなり

トイレに何度も

行くはめになる

 

しかし、食い意地が張っているので

美味しいものは食べたい

我慢などしたくないクチ

 

まあ、出してしまえば

直ぐに良くなるんだけど

 

しかし

 

これが、仕事をしている時

診察中、はたまた、手術中だと悲惨だ

 

たぶん、皆もわかると思うが

お腹が痛いときは、

腹痛の周期がある

その周期が、だんだんと短くなって

トイレに駆け込む

 

診察と診察の間の微妙な時間の間で

我慢と限界の見極め

スッキリした時の爽快感

 

あ~あ

 

あの時、もっとセーブしておけば…

 

脂汗をかきながら

 

今日も、やっちまった

 

後悔しながら診察をする

 


f:id:OgumakiVet:20200620132029j:image

 

 

 

動物病院の診察室から…